苦花汚染

2009年10月31日 TCG全般
現在、レガシーの環境において相手の土地を縛るエンチャントとして
《血染めの月/Blood Moon》や《基本に帰れ/Back to Basics》
などが活躍している。これらのカードは混色デッキにとって
エンドカードになりうるほど強力なエンチャントである。

これらのエンチャントに比べて見劣りするものの、
出されるとエンドカード級のカードが黒にもある。
それは、《汚染/Contamination》である。
簡単に言うと生み出されるマナがすべて(黒)になるエンチャントである。

汚染は維持コストとして毎ターン
クリーチャーを1体生け贄に捧げなければならない。
この維持コストを毎ターン払うことができれば
相手が黒デッキでないかぎりほぼロックすることができる。

まず私が思いついたのが《苦花/Bitterblossom》とのコンボである。
毎ターン、出てきたフェアリートークンをサクれば
汚染を維持し続けることが可能であると考えた。
(Deck Checkにもデッキがいくつか載っています)

今回はこのギミックを用いて汚染で相手をロックするデッキを作りまんた。


クリーチャー(16)
4《恐血鬼/Bloodghast》
2《陰謀団の先手ブレイズ/Braids, Cabal Minion》
4《マラキールの血魔女/Malakir Bloodwitch》
3《湿地の飛び回り/Marsh Flitter》
2《堕ちたる者、オブ・ニクシリス/Ob Nixilis, the Fallen》
1《ファイレクシアの疫病王/Phyrexian Plaguelord》

インスタント(4)
4《暗黒の儀式/Dark Ritual》

エンチャント(8)
4《苦花/Bitterblossom》
4《汚染/Contamination》

アーティファクト(14)
4《虚空の杯/Chalice of the Void》
4《金属モックス/Chrome Mox》
4《三なる宝球/Trinisphere》
2《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》

土地(18)
4《古えの墳墓/Ancient Tomb》
4《裏切り者の都/City of Traitors》
10《沼/Swamp》


構成はドラゴンストンピィをモデルにして作りました。

汚染がでてれば裏切り者の都で(黒)2マナが出てウマーとか考えていたが、
残念ながら汚染は「いかなる量」も(黒)になってしまうんですねw

汚染+苦花のほかに汚染+恐血鬼や苦花+ブレイズも
できるように入れてみた。

暗黒の儀式は虚空の杯や三なる宝球ととても相性が悪いカードですが、
初手にくれば一気に展開できるのでいれてみました。
(初手以外で引いてしまうと腐ってしまうためどうするか検討中)

ニクシリスと相性のいい《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》と
《ミシュラの工廠/Mishra’s Factory》のギミックもいれようと思いましたが
スペースがなかったので今回はやめました。
これらをいれてさらに煙突もいれて黒STAXにするのも
おもしろいかもしれませんねw

できれば4マナ以下で《ラクドスの地獄ドラゴン/Rakdos Pit Dragon》のような
高スペックなクリーチャーがいれば入れたかったのですが、
残念ながら見つからなかったので5マナのマラキールの血魔女を採用しました。

手札破壊や《燻し/Smother》などの除去もいれようか迷いましたが、
ドラゴンストンピィはぶっぱしてなんぼなデッキだと思っているので、
これをモデルにしたため今回はいれなかった。

今回はドラゴンストンピィをモデルにしてデッキを作ってみたが、
改めてドラゴンストンピィのバランスのよさを痛感した。
虚空の杯(X=1)や三なる宝球を出しても自分はまったく
(十手、モックスを除く)被害を受けない構成になっているのがすばらしい。

持ってないカードもたくさん使っているためどんな感じになるか
わからないがおもしろそうではある。

もう少し練ればけっこう強いのでは?とか密かに思っている。
そんなことはないですか、そうですかw

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